会員メールの上手な使いかた

ある企業の会員向けメールで上手な使い方を知りました。

どこでも真似ができるんじゃないかなと考え記事にしようと考えました。

会員メール

メールアドレスを収集し定期的に会員メール(メルマガ)を発行している店は多いかと思います。

私のメールアドレスにも多数のメールが届くようになっていますが、殆どが目を通さず捨てられるメールです。その中でも良い距離感でメールを配信して自然に読むような工夫がしてあるメールを発見したんです。

IKEAのメールなんですが、会員になってますか?メールが送られてきているようでしたら確認して下さい。

メールの中に会員情報が埋められていてメールを提示することで会員特典が受けられるような構造になっているのです。

会員証の弱点

自然に会員証の弱点をカバーしています。会員証やカードは無くしたり忘れたりしますよね。その度に再発行だとデータも貯まらないですしコストもかかります。

メールに会員番号のバーコードを掲載するだけなんですが非常に良いアイデアだと思いませんか?

利用頻度に応じてメールを配信してそのメールに会員番号を掲載する。そして会員特典をつけてメールの提示を事実上義務付けます。

定期的に送られてくるメールも非常に興味が湧く内容です。これならお客さんが飽きること無いなって思います。

個人店でも活用可能にする

良いものは取り入れるべきなのでこれを個人店舗などでも利用できるようにシステムを組んでいます。例えば美容院で定期的なキャンペーンやスタッフの近況などをメールやLINEで配信、メール画面に会員情報や特典のクーポンを掲載する。

リサイクルショップやセレクトショップなどでお客さんが興味のある商品が入荷したときにメールを配信する、会員は基本的に会員価格で購入できるなど・・・。

様々な活用シーンが出てきますよね。飲食店や治療院、クリーニング屋さんやカフェでも活用できそうです。

今いるお客さん

コロナ禍で色々苦労されている個人店舗の方々ですが、小さなコミュニティーを大事にしているところは本当に強いと思います。

苦しくて様々な試みをしたときに絶対にそこのコミュニティーの人間が助けてくれます。

SNSなどを活用して近況を報告してコミュニティーを構成している方も多いですが、ひと工夫追加する事で効果的なメールを届けることが出来ると思います。

HPなどで新規のお客さんを集めることも大事ですが、なるべく手間をかけずに簡単なメールで今いるお客さんを楽しませることが出来たら良いですよね。