カッコイイ請求書

「ちょっとな、カッコイイ請求書作ってや」

友達の電気工事士に頼まれたのですが、「カッコイイ」が分からなくて聞きました。そうしたら決まったカタチに印刷してある請求書のことらしいです。

手書きの請求書

仕事をして賃金をもらう際に発行するのが請求書です。このケースだと建設会社に請求をしなければなりませんので一人親方の彼が請求書を書く必要があるのです。

サラリーマンだと請求しないで給料をもらえたりしますので個人的に請求書を出す感覚がない人が多いようです。

今月、どんな現場で仕事をしたかなどをリストし発注元に渡すのが普通です。この請求書がいまだに手書きでやっているようなのです。

印字するとカッコイイ?

彼が言うには「印字するとカッコイイ」とのことですが、請求書を印字することには利点が多くあります。

数字の記入間違えが少なくなる

請求書そのものが金額を記入するものですから金額の間違えは少なくした方が良いです。パソコンなどから計算して印刷することで記入間違えが少なくなります。

同じ記入が少なくなる

会社名・電話番号など同じような記入を繰り返すことはなくなります。相手方の名前なども登録することで間違えを防止できますし覚える必要はありません。

信頼を得られる

印刷物には説得力があります。上記の項目の効果もありバランスよく印字された請求書は手書きの請求書に比べ信頼感が出てくるのです。

この信頼を得られるとの意味で「カッコイイ請求書が欲しい」と依頼してきたのだと思われます。体裁の良い、見栄えがするなどの意味でしょう。

個人事業者の請求書

個人事業者などではまだまだエクセルでの請求書が多いようですが、私はデータベースを利用した請求印字システムをお勧めします。

データベースは入力したデータを再利用できます。売上管理や入金確認など同じ請求データでも使うシーンは多くありますので出来れば転記せず同じデータを使ってそれらを実現しましょう。