工夫で挑戦

少しの工夫で商売が変わる。少しずつ行う事で負担を減らし、あなたの店の商品が回り始めます。

「お客さんがその店のファンになり、定期的に訪れてくれる。」

「お店の中で動かなかった商品が動き出す。」

「顧客対応能力が向上しお客さんが満足してくれる」

少しずつでも理想の姿にしていくことが可能です。

リサイクルショップや セレクトショップなどで有効なちょっとした工夫をストーリー仕立てでお伝えします。

貴方のお店に置き換えてイメージしてみて下さい。

リサイクルショップにて

明子は自宅用の机が欲しくて近所のリサイクルショップを訪れた。在宅勤務が多くなり仕事用に小さめの机が欲しいと思ったのだ。

お店は広く様々なものが所狭しと置いてあった。家具は2階にあるようなので2階に向かったが目的のものは無く、他の家具を見てまわった。

明子

物色して回るのも楽しいな。家具は見てるだけで楽しいけど・・・。

上手に陳列してあるのは売れ筋の商品なのか2階に上がった二、三列だけで奥の方は並べきれずに積み重ねてあった。

明子

もったいないな・・・。商品を見て回れない。

お店の販売方法などをついつい考えてしまう。これは明子の悪い(?)癖で自分の買い物もそっちのけでお店のことを考えてしまうのだ。

明子

来た人が見えないあの商品はどうやって売れて行くんだろう。あることも分からないから売れるチャンスが無いよな〜。

ブツブツ言いながら店内を見てまわった。よく売れてそうな商品は一階のレジの周りだけその他の商品は人目に触れずにただ置いてあるように見えた。

お探しのものあれば言って下さいね。

店員A

明子

あつ、机って無いですか?家で使う仕事用の机なんですが・・・。

ありますよ。出して来ましょうか?

店員A

明子

『やっぱり奥の方にあるんだ・・・。』

明子

お願いできますか?

少々お待ちくださいね。

店員A

店員は2階の奥へ行きガタガタと家具を積み替えて机を一生懸命に出してきた。

明子

こんなアンティークなやつじゃなくてシンプルな机で良いんですけど・・・。

息切れしている店員に説明しシンプルな感じの良い机を出してきてもらった。

その頃には店員は店長に応援を要請、二人がかりでようやく目的の机が出てきた。

明子

奥の商品もお客さんから見えるようにしたらどうですか?

店の改善方法をズバズバと言うのも明子の悪いくせだが、店長は息を切らせながら回答した。

そうなんだよね。分かっているんだけど、狭いからね。

店長さん

改善提案

お店で働いていると考えつかないようなこともお客さんの立場や客観的な視点で問題が浮き彫りになり改善提案が出てくることがある。

明子

リサイクルショップだからテレビやモニターも販売してますよね?

狭いからと諦めている店長を見て、〇〇だからと諦めることが嫌いな明子はすかさず提案をし出す。

明子

仕入れの時に写真を撮ってモニターに表示すれば良いんですよ。そうすれば積み替えることなくある商品が確認できますから無駄に動く必要もありませんよ。

サイネージコンテンツ

そりゃそうだね。だけど売れた商品の写真は省かなきゃ行けないよね。その処理が大変にならないかな?

店長さん

明子の目がキラリと光り、バックからおもむろにスマホを取り出し店長に突き出して言います。

明子

例えばスマホで写真を撮って投稿出来て、売れた商品も管理できるとなると違って来ますよね。

そりゃ面白いね。そんなこと出来るのかな?

店長さん

ちょっとした工夫

明子

出来ますよ。

joRec「仕事を記録する」

アプリを作るってことかな?そんなの作ったらお金がかかって仕方ないでしょ!

店長さん

明子

それが、工夫次第なんですよ。タダで出来るとは言いませんが、少額でも工夫は出来ます。私の知っているシステム屋さんがそんな工夫が大好きで話に乗ってくれるんです。

へー、システムって大きな企業やチェーン店じゃないと出来ないと思ってたよ。

店長さん

明子

先ほどお話しした提案もそのシステム屋さんの受け売りで、こんなところで使ったら良いなって思って・・・。

明子

お客の立場でもっと言って良いですか?

面白い、面白いもっと話を聞かせてよ。あつ、お茶でも入れようか?

店長さん

ホームページ

お店の商品で作られた接客スペースにて話は続きます。

明子

店長、ホームページは持ってます?

持ってるけどなんの効果もないね。店の住所を教えるぐらいかな?

店長さん

明子

例えば先ほどの商品がホームページに掲載されるとしたらどうですか?

前にインスタでやったことがあるよ。それを目的に来たお客さんもいたけど、商品が売り切れていてクレームになったよ。

店長さん

明子

そうなんですよね。なので先ほどのスマホの仕組みです。売れた商品にはSoldOutなんて表示が付けば楽しくないですか?

中古販売サイトみたいなイメージ?

店長さん

明子

そうです。お客さんがスマホで商品を検索できるようになれば良いですよね。

そうすりゃ問い合わせの電話も減るね。

店長さん

明子

単純に商品を探すのって楽しいんですよ。お客さんが商品を探してくれるホームページなら持ってる価値ありませんか?

そりゃそうだ。

店長さん

電話応対向上の工夫

明子

それと先ほど問い合わせ電話っておっしゃってましたけど、お店の電話ですか?

そうそう、レジ横の電話がそうだよ。

店長さん

明子

こんなに広いお店なのに不便ですよね!?

そうだね。出れないことも多いかな・・・。

店長さん

明子

それなら問い合わせ用の電話番号持つのをお勧めしますよ。かかってきた電話は複数台のスマホに着信するので便利です。しかもLINEに着信があったことや留守電が残せるのでお店やるならこのサービスです。

チーム電話

展開早いな〜、頭がついて行かないよ

店長さん

明子

ごめんなさい。ついつい夢中になっちゃって・・・。

明子

だけど電話のサービスはホント便利ですよ。時間外や休日のガイダンスもしてくれるので・・・。

それ。いいね。

店長さん

出来ることを探していく

少し工夫を加えることで改善される事は多い。今のビジネスに行き詰まりを感じたら少しだけ工夫を加えて見ると良い。

初めからムリだと諦めずに考えてみることが重要、スマホやインターネットを使うことで今までなかった工夫が出来るようになってきているのです。

もちろん、多額のお金を払えば色んなことが出来ますが、個人店舗ではそうは行きません。

リスクを最小限にしながら色々とトライしていくことが重要になるのです。

インターネットのことやスマホアプリなどなかなか聞くことも出来ずに諦めている方も多いです。詳しい人に聞いてみるのが良いと思います。

もちろん、多額のお金が発生するのではダメですよね。システム屋さんは大きな会社をターゲットにしていますのでアイディアを実現しようとなると数百万もかかってしまします。

小規模な店舗、個人事業を対象にしたサービスをしていることろに相談してみましょう。

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