人はマルチではない

私は物事をマルチに進めることを推奨しています。それは本来人間はマルチに物事を考えられないので物事に問題があるときにグルグルと思考が回ってしまう事により鬱に近い状態になることがあるからです。

作業をする時・仕事をする時は、脳はマルチタスクに動きませんので「ながら作業」は出来ません。この場合は一点集中で作業する必要があるのです。

思考も同じこと、二つのことを同時に出来る人は居ないと思います。出来るように見えても切り替えが早いだけで頭は一つのことを処理していると思います。

思考と作業

作業も思考もマルチに出来ない、けど物事はマルチに進めろとはどういうことか?

その時その時は一つのことを進めるべきだと思います。けど、長い期間・単位では様々な事に手をかけ進めるべきだと考えています。

何か問題が生じたときに一つの策しか進められないとき、その策が失敗すると落胆します。必ず第二の策、第三の策を用意するべきです。

それを可能にするのがメモ・まんだらなどのツールです。

第二・第三の策をメモしておき、最初に出た策に集中して取り組むことが出来るようになります。

その問題に対する対処(策)としてはマルチに進めるべきなのです。それは一つの作業をしているときに他のことを考えるという意味ではなく複数の策を用意する事により、集中して作業できる事にもなります。

ツールに置いておく

私はメモに書いておくと頭の中が空っぽになったようにスッキリします。逆に色々不安事があると一つの作業も終わらないことが多いです。

リストを書いてから重要な項目を終わらせていく方法などがライフハックや仕事術等で紹介されていますがそれと同じことを独自のツールでしています。

「まんだら」というツールに、やらなきゃいけないことを書き出し眺める。それから作業を進める事にしています。

これに時間は必要ありません。5分ぐらいの時間を使い今日の重量な作業を見極めるだけです。

書いてあるという安心感から作業が手につかないことが少なくなります。

少しの時間を使ってメモしておくだけで、注意散漫になり手が止まることを防げるのです。

リニアに気を付ける

何も考えずリニア(真っ直ぐに)物事を進めると落胆を繰り返し鬱症状に近い状態になるのでお勧めできません。

「真面目な人が鬱になりやすい。」と言いますが人間の機能のまま真っ直ぐに考えを進める人に鬱が多いのではと考えています。

ツールを使い、物事の対処としてはマルチに進めてください。

それが結果的に作業の集中にもつながり仕事の効率も上がってきます。

ツールを使い第二の策、第三の策を練るのは少し離れて全体を見渡すことです。この俯瞰してみる事が物事を進める上で大事な事だと考えています。