ノンリニアに生きる

何か行動をする時に「ノンリニア」に出来るかは重要な要素となる。

リニアとは直線的な考えのこと、大きな課題や目標は直線的に考えて行動していたら時間がいくらあっても足りない。

私はこの方法をプログラムで実践している。ノンリニアを意識することで前に進むと考えているのだ。

何か達成したい目的・目標はありますか?

あなたは何を実現したいですか?実現するにはどう行動して行きますか?

「会社のプレゼンを上手にやりたい。」

「家族で旅行に行きたい」

「試験に合格したい」

「起業したい」

個々に実現したいことがあると思います。これらを達成するためにノンリニアな思考が役に立つのです。

一つのことに集中する時間はもちろん必要ですが、考え方としてはノンリニアに考えていく必要があります。

その目標の大きさ

目標の大きさにもよりますが大抵の場合目標は単純なことを一つやっていれば済むものではないですよね?

上に書いた例で言えば「プレゼンを上手く行う」にしても「資料」・「発表方法」・「声」・「言葉」など複数の要素で出来ています。

間違えやすいのが「資料さえ完璧であれば」と勘違いをして当日完璧な資料を作り上げてカミカミな発表を行い失敗するとか、何か一つにフォーカスしすぎてしまったりすることです。

この場合にもしっかりとノンリニアに考えて計画し進める必要があるのです。

何回も反省するチャンスがあり目標の達成もすぐでなければ「今回はプレゼン資料を完璧にしよう」と考えることが出来ると思います。ですが多くの場合、その他の要素も基準以上の成果じゃないと納得いかない結果になります。

ノンリニアに考えられない

真面目な人ほどノンリニアに考えることが出来ないような気がします。

日本の教育がそうだったからかもしれません。昔は真っ直ぐに同じことをコツコツやる人が重宝されました。今も雇用される側はそう言う人材が良いのかもしれません。

しかし、雇用の形態が変わってきた最近では一部分を極めても雇用されている期間は良いかもしてませんが、それ以降生きて行けない状況になってるのではありませんか?

コツコツやっても上手くいかず心を病む人が多くなってます。私はこのノンリニア思考が真面目な人がこれから必要なスキルだと考えています。

ノンリニアはクリエイティブ

創造的・独創的なアイデアは真っ直ぐに考えても出てきません。

発散思考と言うか様々な要素を組み合わせられるノンリニアな思考が必要だと考えています。

現代では0から1を発想することなど皆無に近いですから、様々な情報をインプットしてかき混ぜて意外な角度で見る・組み合わせるなどをしない限り創造的・独創的な考えなど浮かんできません。

そういった意味ではノンリニアに考えることはクリエイティブだと言うことも出来ます。

社内で今まで良いと考えられていた方法が他業種から入社した人から見たら非効率であっさりと新たな方法に切り替わるなんてこともあります。

他の考えを取り入れない限り閉ざされた環境で創造性などは期待できないのです。

ノンリニア思考の練習

私はノンリニア思考になるためには練習が必要だと思っています。最近では「この人はノンリニアに考えられているな」なんて人に会うことも多くなってきましたが、殆どが「とりあえず頑張ろう」とリニアに動いている人です。

「マインドマップ」・「マンダラート」なんてツールは物事をノンリニアに考えるときに非常に役にたつツールです。

頭の中で実現しようとするとただの混乱でしかありませんし、考えが散漫になり収集がつかなくなりますのでツールを使いながらノンリニアを体験するのが良いと思います。

リニアの弊害

私の考えではリニア(直線的)に考えていると疲れちゃうような気がします。

考えついたことが実現できなく「ふりだし」に戻る。そんなことを繰り返していたら誰だって疲れちゃいます。

ノンリニアって無責任に考えろって意味では無いですよ。「行き詰まったら他の要素を考えられる環境を作っておく」・「行き詰まったことを記録する術を持っておく」そんなことだなって感じています。

色々と考えることが求められている世の中です。真面目に真っ直ぐ考えて疲れちゃうぐらいなら他の手段を検討してみても良いと思います。