マンダラ思考法でアイディアを出す!クリエイティブな発想を引き出そう

こんにちは!今日は、ちょっとしたアイディア出しのコツをシェアします。特に、何か新しいプロジェクトや企画を始めるときに役立つ「マンダラ思考法」を使ったアイディア出しの方法です。

マンダラ思考法って何?

まず、マンダラ思考法について簡単に説明しますね。これは、仏教の曼荼羅(マンダラ)に由来する考え方で、複数の要素を中心に配置して考える方法です。

具体的には、中心にメインのテーマを置き、その周りに関連する要素を配置していきます。この方法は、アイディアを広げたり、深めたりするのに非常に役立ちます。

マンダラ思考法を使ったアイディア出しのステップ

さっそく、マンダラ思考法を使ってアイディアを出す手順を見ていきましょう!

いつもと違った場所でやるのをおすすめします。カフェなどで時間を決めて集中してやってみましょう。


メインテーマを決める

最初に、アイディアを出したいテーマや課題を決めます。例えば、「新しい商品アイディア」や「イベントの企画」といったものです。これがマンダラの中心、つまり出発点になります。

ノンジャンルでアイディアを出して行こうとすると範囲が広すぎて迷ってしまします。まずは何について考えるかだけ絞って考えましょう。

例えば、今回は「健康的な生活習慣」というテーマを中心に置いてみましょう。これを紙の真ん中に書いて、その周りに8つのマス目を描きます。

8つの関連キーワードを挙げる

次に、中心のテーマに関連するキーワードを8つ挙げて、それぞれをマンダラの周りのマスに記入します。ここでは「運動」「食事」「睡眠」「ストレス管理」「時間管理」「社交」「メンタルヘルス」「自己成長」などが考えられます。

私はこのキーワードを「要素」なんて呼ぶことがあります。「中心のテーマにどんな要素があるのかな」という視点で考えてみても良いでしょう。

これでマンダラの基本形が完成です。この段階で、既にテーマに関連する多くの要素が視覚化され、考えを広げる土台ができました。

各キーワードからさらにアイディアを広げる


次に、それぞれのキーワードをさらに細分化していきます。たとえば、「運動」というキーワードから、「ジョギング」「筋トレ」「ヨガ」「ダンス」など、具体的なアクションを挙げてみます。これをすべてのキーワードに対して行います。

このステップでは、どんどん細かいアイディアを出していきます。重要なのは、この段階で完璧なアイディアを出す必要はないこと。自由な発想で、できるだけ多くのアイディアを挙げてみましょう。

別に実行しなくても良いんです。「エアロビクス」や「トライアスロン」など始めから無理だと思って書かないと考えが広がりません。

全体を見渡してアイディアを組み合わせる

各マスにアイディアが出揃ったら、全体を見渡してみましょう。関連しそうなアイディアを組み合わせたり、新たな視点から考え直したりすることで、より有用なアイディアが浮かび上がってきます。

例えば、「食事」と「時間管理」を組み合わせて、忙しい朝でも手軽に取れる栄養満点の朝食アイディアが浮かぶかもしれません。あるいは、「ストレス管理」と「社交」を組み合わせて、リラクゼーションを兼ねた趣味の集まりを提案することもできるでしょう。

眺める時間を十分に取りながら各アイディアを入れ替えたり書き直したり、私はこの時間が一番大事かなと思っています。

アイディアを評価して絞り込む

最後に、出てきたアイディアを評価して、実際に取り組むものを絞り込みます。この段階では、実現可能性やリソースの問題、ターゲットのニーズなどを考慮して、最も効果的なアイディアを選びましょう。

たとえば、全体を俯瞰したときに「健康的な生活習慣」というテーマに対して、「朝の時間を活用したジョギングと栄養補給が一体化したプログラム」という具体的なプランが浮かび上がるかもしれません。

複数の候補を持つ

私はここで一つに絞らないようにしています。A案だけではなくB案もC案もあって良いんです。「とりあえず着手するのがこれ」ぐらいに考えて取り組んでみましょう。

マンダラ思考法の良いところはこの安心感です。最初のアイディアが絶対成功するなんてことはありません。

行き詰まってまたマンダラに戻ってきても次に着手できることがある。とても大事なことなんです。

マンダラ思考法の魅力とは?

マンダラ思考法の魅力は、その柔軟性と視覚的なアプローチにあります。この方法を使うことで、頭の中で漠然としていた考えを整理し、新たな発見や発想の転換ができるのです。

また、チームでアイディア出しを行う際にも効果的です。複数の人が異なる視点を持ち寄ることで、より豊かなアイディアが生まれやすくなります。

まとめ

今回は、マンダラ思考法を使ったアイディア出しのプロセスをご紹介しました。シンプルな手順でありながら、非常に深い洞察を得ることができるこの方法は、個人のブレインストーミングからチームのワークショップまで、幅広い場面で活用できます。

アイディアに行き詰まったとき、ぜひこの方法を試してみてください。意外な発見があなたを待っているかもしれませんよ!