チームのタスク管理のキモは「見せる化」

タスク管理がうまく行かない一番の理由は、「見えない」ことにあります。プロジェクト管理ツールはたくさんありますが、どれもチェックするためにはアクセスしなければならない。そこで、もっと直接的で、常に目に入る方法を試してみることにしました。

タスク管理の課題

私たちは以前、kintoneを使ってタスク管理を行っていましたが、正直なところあまり浸透しませんでした。理由は簡単で、情報を得るためにはアプリを開いて、タスクを確認しなければならないからです。

忙しい日々の中でこれが意外と大きな障壁となり、ついついチェックがおろそかになりがちです。

個人的にも、多くのタスクを抱える中で、どうしても忘れてしまいたくない事柄がたくさんありました。タスク管理が複雑になればなるほど、続けることが難しくなります。

そして、管理を怠ると頭の中に仕事が溜まり、一つ一つのタスクに集中できなくなってしまいます。

サイネージで「見える化」

そこで、ひらめきました。もしタスクを常に目にすることができれば、管理も行動ももっとスムーズになるはず。その答えが「デジタルサイネージ」の導入でした。

サイネージには、チームの残タスクをリアルタイムで表示させます。

この方法なら、誰もがふとした瞬間に最新のタスク状況を把握でき、何が必要で、何が緊急かが一目瞭然です。サイネージはオフィスの中に設置し、常に更新されることで、タスクを自然と視界に入れることが可能になりました。

ただ見えるだけですが、赤くなる(期日がない)タスクは片付けたくなります。タスクの更新も言われなくてもやるようになるのです。

デジタルサイネージ

効果はてきめん!

この変更を加えただけで、チームのパフォーマンスは劇的に向上しました。

情報が「見える化」されることで、メンバー全員が何をすべきかを常に意識するようになり、忘れがちだった小さなタスクも見落とすことがほとんどなくなりました。

個人的にも、これまで感じていたストレスが大幅に軽減し、より多くのタスクを効率良くこなせるようになったのです。

まとめ

タスク管理を「見える化」することは、単純そうでいて非常に強力な改善策です。

デジタルサイネージを利用することで、私たちは情報を一か所に集約し、誰もがアクセスしやすい状態を作り出しました。これにより、チーム全体がより連携を取りやすくなり、個々の生産性も向上。もしタスク管理でお困りの方がいれば、ぜひサイネージを使った「見える化」を試してみてください。効果に驚くはずですよ。

タスク管理を見直すことは、単に作業を追跡する以上の意味を持っています。

それはチームのコミュニケーションを強化し、個々のメンバーが自分の責任を明確に理解する手助けとなり、全員が目標に向かって効率的に動けるようになるからです。デジタルサイネージの導入は、このプロセスを視覚的にシンプルにし、アクセスを容易にすることで、チーム全体の動きをスムーズにします。

タスクの「見える化」は、単なる情報共有以上のものを提供します。それはチームメンバーに対する信頼の表れであり、彼らが自立して行動できるようサポートすることです。デジタルサイネージを通じて、私たちはこの理念を日々の業務に活かしています。

チームのパフォーマンス向上を図りたいなら、タスク管理の「見える化」から始めてみてはいかがでしょうか。