kintoneの印刷で困ったなら

kintoneの印刷方法

kintoneを日々ご利用されている方なら、一度は「思ったように印刷できない…」と感じたことがあるのではないでしょうか。標準機能だけでは柔軟な印刷に限界があり、工夫や追加ツールが必要になる場面があります。ここでは kintoneの基本的な印刷方法 と、より便利に使える プラグインやカスタマイズの選択肢 を整理してご紹介します。

標準機能での印刷

1. 一覧画面の印刷

レコードの一覧画面を印刷する場合は、表示している画面をそのままブラウザの印刷機能で出力します。
ただし、見た目はブラウザ表示そのままのため、帳票としてのレイアウト調整はほとんどできません。

2. CSV出力からの印刷

レコードをCSVファイルに書き出し、Excelなどに取り込んでから印刷する方法もあります。
Excelなら印刷範囲の調整やフォーマット編集が可能ですが、毎回の出力・整形作業が手間になる点はデメリットです。

3. レコード詳細画面の印刷

レコード詳細画面右上の「・・・(オプション)」から[レコードを印刷]を選ぶと、そのレコードを印刷できます。
ただし、この方法も フォームデザインをそのまま出力 する形になるため、「請求書」や「見積書」のような決まった帳票形式には適していません。

👉 詳しい手順は 公式ヘルプページ を参考に。

プラグインの利用

こうした制約を解決するのが 帳票プラグイン です。代表的なものに以下があります。

プリントクリエイター
帳票設定でフォーマットを自由に設計し、PDF出力可能。請求書・見積書・報告書などの定型帳票に適しています。

レポトン
こちらも多機能な帳票プラグインで、帳票設定後に独自の請求書や見積書のフォーマットで帳票作成がワンクリックで可能になります。

いずれも、見積書や請求書などを ワンクリックで決まったフォーマットへ出力 できる点が大きなメリットです。詳細は各社のWebページをご確認ください。

ギボンズのkintone印刷カスタマイズ

当社ギボンズでは、プラグインでは対応しきれない 細かな帳票ニーズ に向けて、カスタマイズ開発をご提供しています。

特徴

  • 独自フォーマットへの対応
    例:所定の位置に小さな「丸」をつけたい、専用レイアウトで印刷したいなど。
  • カスタマイズ内容はアイディア次第
    例:印刷物の内容を条件により変化させて出力
  • 少量の帳票・長期利用に適したコスト設計
    初期費用はかかりますが、運用コストは月額数千円〜(最大5帳票まで) とリーズナブル。

帳票数が少なく、長く安心してご利用されたい企業様に特におすすめです。
今まで利用していた見積書や請求書のフォーマットそのままで、kintoneのデータをpdfに印刷させることができます。
また、カスタマイズなので、自社に合わせて必要な機能を追加できます。

帳票設定なし、ワンクリック出力なら「Printino(プリンティノ)」

帳票設定は弊社にて対応いたしますので、帳票設定を自社で行うのが大変、といった企業様や「kintoneから自社独自フォーマットへ ワンクリックで出力したい!」という企業様には、当社開発の Printino(プリンティノ) をぜひご検討ください。

日々の請求書発行や報告書作成を大幅に効率化し、担当者の手間を減らします。