あなたの会社、本当に効率的に回っていますか?
最近は人材の確保が難しい状況でみなさん悩まれていると思います。特に中小企業では「優秀な人材が見つからない」「せっかく採用しても長続きしない」という悩みをよく耳にします。
実は、この問題の根本には「俺がいないと会社が回らないんだよ」と自負している社長の存在が隠れているかもしれません。社長が全ての業務を把握し、決裁し、時には自ら手を動かす…。一見すると献身的に見えるこの姿勢が、実は会社の成長と業務効率化の大きな障壁になっていることをご存知でしょうか?
「俺がやらなきゃ」症候群の会社によくある7つの特徴
決裁が社長に集中している
見積書の承認から小さな発注まで、全てのハンコが社長机の上に積み上がっていませんか?社長が出張中や体調不良の時、会社の業務が止まってしまうようでは大きな問題です。
暗黙知が蔓延している
「このお客様にはこういう対応をするのが暗黙の了解」「この書類はこういう風に作るもの」など、文書化されていないルールや手順が多い会社は要注意です。新人が入社しても覚えるのに時間がかかり、ミスも増えてしまいます。
社長の気分でルールが変わる
「今日はこれでいい」「でも明日は違うやり方で」と一貫性のない指示が出ると、社員は混乱し、業務の標準化も進みません。これでは効率化どころではありません。
属人化した業務が多い
「この業務は〇〇さんしかできない」という状況は、その人が休んだり退職したりした時に大きなリスクになります。新規採用は新規顧客を得るようなものです。リピーター戦略が今必要なのに、せっかく採用した人材が定着しないのはこうした理由かもしれません。
ITツールの導入に消極的
「今のやり方で十分」「新しいシステムを覚えるのが面倒」という理由で、効率化につながるITツールの導入に消極的な傾向があります。
マニュアルに対する誤解
「マニュアル化すると融通が利かなくなる」「作っても誰も読まない」といった先入観からマニュアル整備に消極的な会社も多いようです。
社員のベクトルがバラバラ
会社の方針や業務の基準が明確でないため、社員それぞれが自分の判断で業務を進め、結果として会社全体の方向性がぶれてしまっています。
なぜマニュアル作成が進まないのか?
マニュアルは業務効率化の第一歩です。しかし、多くの中小企業ではマニュアル作成が進まない現実があります。その理由は:
- 作成の手間と時間がかかる:日々の業務に追われ、マニュアル作成に時間を割けない
- 更新・管理が大変:一度作っても、更新されないマニュアルはすぐに形骸化する
- 形式が固すぎる:堅苦しい文書形式のマニュアルは読みにくく、活用されない
- 探しにくい:必要な時にすぐに見つけられるマニュアルでなければ意味がない
業務効率化を成功させる3つのポイント
基準とルールの明確化
業務の基準やルールを明確にすることで、社員全員が同じ方向を向いて仕事ができるようになります。これにより、社長の承認なしでも適切な判断ができる社員が育ちます。
マニュアルを「使えるもの」にする
マニュアルは単なる文書ではなく、日々の業務に活用できるツールであるべきです。最近では「manulet(マニュレット)」のような、動画やチェックリストを組み合わせた使いやすいマニュアル作成ツールも登場しています。
システム化による業務の標準化
kintoneなどの業務システムを導入することで、業務プロセスそのものを標準化できます。システムが適切に設計されていれば、業務手順のガイドとしても機能します。
kintoneで実現する業務効率化の具体例
kintoneは、プログラミング知識がなくても業務アプリを作成できるクラウドサービスです。中小企業での活用例をいくつかご紹介します:
営業プロセスの見える化
商談管理アプリで営業活動を記録・共有することで、社長不在時でも他のメンバーが状況を把握し、適切なフォローができるようになります。
承認ワークフローの自動化
見積書や発注書の承認プロセスをシステム化することで、ペーパーレス化と承認スピードの向上が実現します。権限委譲のルールも明確になり、社長への過度な依存から脱却できます。
ナレッジの共有と蓄積
お客様対応のFAQや業務ノウハウを蓄積するアプリを作成することで、暗黙知の見える化と共有が促進されます。新人教育の効率化にも大きく貢献します。
業務の進捗管理
プロジェクトやタスクの進捗をkintoneで管理することで、誰がどの業務を担当しているかが明確になり、業務の属人化を防ぐことができます。
「俺がやらなきゃ」から「みんなでやろう」へ
業務効率化が進まない最大の原因は、実は社長自身にあるかもしれません。「俺がいないと会社が回らない」状態は、決して誇れることではなく、会社の成長を妨げるリスク要因です。
マニュアルの整備とkintoneなどのシステム導入により、業務の標準化と効率化を進めることは、社長の負担軽減だけでなく、社員の成長と会社の発展にも直結します。「俺がやらなきゃ」から「みんなでやろう」へ。その転換点に立つことが、中小企業の経営者に今求められているのではないでしょうか。
まずは小さな一歩から始めましょう
業務効率化は一朝一夕に実現するものではありません。まずは、最も頻繁に行われる業務や、最も属人化している業務から、マニュアル化やシステム化を始めてみましょう。
小さな成功体験を積み重ねることで、社内の意識も変わり、業務改善の文化が根付いていきます。「社長が全てを把握・判断する」会社から、「社員が自ら考え行動する」会社へ。その変革への第一歩を、今日から踏み出してみませんか?
あなたの会社の業務効率化、お手伝いします
業務効率化やkintone導入にご興味をお持ちいただけましたか?「何から始めればいいかわからない」「うちの会社に合ったシステムがわからない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
当社では、中小企業の業務効率化を支援するコンサルティングからkintoneの導入・カスタマイズまで、ワンストップでサポートしています。