「帰社後の報告書作成」から解放したい
夕暮れ時の事務所。一日の現場作業を終えた後も、パソコンに向かって黙々と報告書を作成する同僚たちの姿。これが私が建設系の会社でSEとして働いていた頃の日常風景でした。
「今日も遅くなりそうだな…」
そう言いながらも、その日撮影した数十枚の写真を整理し、報告書を作成する熟練の現場担当。彼の疲れた表情を見るたびに、「この負担を何とか減らせないか」という思いが募っていきました。
小さな「トライ」から始まった変化
現場の仲間たちの声に耳を傾けながら、まずは小さなプロトタイプを作成。スマートフォンから簡単に報告できるシステムの開発に着手しました。
最も重視したのは「シンプルさ」です。複雑な操作が必要なシステムでは、むしろ現場の負担が増えてしまいます。そこで、直感的な操作で写真や必要情報を入力できる仕組みを考案しました。
「小さなトライの積み重ねが面白いアイディアを生む」—この考えが、ジョレックのDNAとなったのです。
驚きの結果がもたらした確信
現場報告ツールを試験的に導入した建設現場での結果は、予想を上回るものでした。
- 写真の撮り忘れが皆無に
- 報告書提出までの時間が10分の1に短縮
- 帰社後の事務作業が大幅削減
- 蓄積データの活用による品質向上
特に印象的だったのは、ある現場担当の声です。 「今までは現場を終えてからが本当の意味での仕事の終わりじゃなかった。でも今は現場を出る時点で一日の仕事が完了する感覚があるよ」
この言葉こそが、ジョレックが目指していた本質でした。
現場経験者だからこそ生まれた設計思想
現場報告ツールの開発には、現場監督の経験を持つエンジニアが携わっています。彼らの「ここがあったら便利なのに」という視点が、製品に反映されています。
例えば、見やすく操作しやすいインターフェース設計や、視認性の高い画面デザインなど、細部への配慮が現場での使いやすさを生み出しています。
愉しく仕事をするためのツール
「アイディアと工夫で関わる方々の仕事を愉しく」
これはギボンズのモットーであり、ジョレックに込めた私たちの想いです。デジタル化は目的ではなく、あくまで手段。本当の目的は、現場で働く人々の負担を減らし、より創造的で充実した仕事を実現することにあります。
高額なシステムではなく、「少しの工夫とアイディア」で仕事をもっと愉しくする—そんな小さくも確かな革新を、これからも現場の声に耳を傾けながら追求していきます。
あなたの現場にも、この変化を
「うちの現場でも導入できるかな?」
「どんなカスタマイズができるの?」
ジョレックについてのご質問や、現場の課題についてのご相談は、いつでもお気軽にお寄せください。20年のSE経験と現場の知見を活かし、最適なソリューションをご提案いたします。