kintone Café 栃木Vol.1に参加してきました!

リノベされたお洒落スペースでの開催

kintone Café 栃木に参加するため、宇都宮へ行ってきました。会場は、リノベされた素敵なHOTTANというスペースでした。勉強会を開催する側となると、値段や大きさなど会場探しも簡単ではないので、こういった居心地の良い場所をレンタルできるのは羨ましいなと感じました。

始まりは、運営のりぃさんより。kintone Café栃木は未開催だったとのことで、「栃木県でもkintoneを広めていきたい」との想いを語ってくださいました。

千差万別なLTはCaféの醍醐味

今回、kintone界隈の著名人も多く集まり、LTの内容はさまざまなのに中身が濃い!!勉強会でした。

簡単な自己紹介を終えて、kozakanaさんのLT「kintoneとAIと栃木!」。今後、ますます活用シーンが増えそうなkintone×AIの組み合わせ。ChatGPTと連動させたFAQを作成しようという試みです。非エンジニアでも日本語さえできれば(質問力が求められるが)ChatGPTは使える。つまり、kintoneのローコードとの相性が良い。なるほど!これは面白そうなので、後ほど試してみます。

「コミュニティをもっと盛んにしましょう!」アクアビットの長井さん。もっとコミュニティを活用した方が良い!なぜなら、「kintoneはネットの情報だけでは使いこなせない。」これは長年kintoneに携わって、数多くのお客様を見てきている長井さんならではの視点です。確かに、機能的な部分はネット情報でも良いけれど、どうやると効率的になった、どうやると失敗だったという生の声を聞くには、コミュニティが一番。長井さんのコミュニティを大切にする巻き込み力は、どんどん巨大になってきていますね。

「ゼロからkintone」ちったろさん。kintone歴一年半とは思えない説得力のあるお話しができるのは、今までの実績に加えて現場での調整の苦労や経験があったからだと感じます。開発側はユーザーの意見を鵜呑みにしないで目的にフォーカスする。シンプルに作ることが大切。開発者目線は勉強になります。・・それとプレゼン資料のイラストがかわいい!!

「新施設オープンにもkintone」かんべさん。・・・ん!!!かんべさんのPCに弊社ギボンズ君ステッカーを発見!これは嬉しい〜!産業廃棄物を取り扱う企業さんで新施設オープンの際にkintoneを導入されたお話し。基幹システムを改修するとなるとコストが高く、しかもまだ運用が固まっていないので、低コストで柔軟性のあるkintoneを利用されたとのこと。また基幹システムとの連携にRPAも活用されているそうです。プラグインの使用例も勉強になります。

「すごくない事例発表」はっしーさん。社内運用で、以前の紙の回覧だと「印刷した紙は誰が持っているのか問題」が発生するけれど、kintoneのプロセス管理機能を使ってみんなが共有できるようになったという事例や、kintoneをあえて使用しない部分を決めているお話しは、確かにkintoneを扱う上で大切なところですね。日報アプリ作成の注意点なども参考になります。

休憩を挟んで、ミウミウさん。「kintoneアプリ、みんなはどう作ってる?」kintoneでローン計算してみるという試み。チャレンジャー!計算に「べき乗」も使えるとの情報なども織り混ぜ、参加者を盛り上げます。複雑な計算も何とか近しい数値に導き出そうとするあたりエンジニアの魂を垣間見ました。手を動かした結果、これは「餅は餅屋」という結論に至ったとのこと。お見事です!

「〇〇だけじゃないkintone」kintoneエバンジェリストのnakajiさん。発表は得意ではなかったけど、好きなことを発信している人=楽しそう=自分も好きを発信してみよう。となったそうです。kintone Caféに参加すると、登壇者の皆さんが楽しそう発表しているのを聞いていて自分も深く共感。なぜ、kintone好きに悪い人がいないのか?それは皆さん前向きに頑張る方々だからだと感じています。

「kintineとIoT」シードプラスの前嶋さん。弊社は大変お世話になっております。IoTに精通した方ですが、kintoneとの出会いからサイボウズデイズ参加までのお話しや、積雪計を作ったけど肝心の雪が降らなくて3年がかりの検証となっているとのこと。来年は雪が降りますように!

「プロセス管理のエラーメッセージの沼を知ってるかい?」kintoneカスタマイズのノウハウトップクラスの沖さん。愛媛より参加!前泊しなきゃ行けないようなところに今年は行きたいとのことで、是非、神奈川にも参加していただきたいです。アールスリーさんでサポートを行う沖さん。プロセス管理のAPIエラー表示が難しいとのお話し。こうした問題を丁寧に分析しエラーを解決するあたりさすがプロフェッショナルです。

最後に、 「kintoneユーザーにはコミュニティが必要な理由」サイボウズのキンスキ松井さん。キンコミも2100ユーザーとなるなど活発になっているとのこと。noteの「kintone」発信も徐々に増加、昨年4月から12月末までで956件あったそうです。ユーザー数も増加、関心度も上がっているのでしょう。サイボウズからはなかなか生々しい話ができない。コミュニティなら奥行きのある話しができる、だからコミュニティが必要。なるほど、松井さんのお話しでも、コミュニテイの良さを知ることができました。

総勢10名の方のLT、内容は千差万別なのに、どれも参考になりましたし、改めてCaféに参加する意義を感じました。皆さん、ありがとうございました。

懇親会からが本番!?

(ある意味)懇親会からが本番!宇都宮の「庄助」という孤独のグルメに出たことのあるお店で懇親会が開催されました。参加者同士がわいわいと、技術的にすごい人も、kintone初心者も楽しくお話しできるのが懇親会のメリットです。また最新情報などに触れる機会でもあります。Claude 3 Opusなど最新AIの話題なども出ていました!

ぜひ、お近くのkintone Caféに気軽に参加してみてください!