先日、kintone Café 神奈川 Vol.15を開催しました。kintone Café とはCybozu社のkintoneというツールを利用している方や知りたい方がそれぞれの事例や経験を持ち寄って共有する勉強会です。
全国で500回以上それぞれの地域で特徴ある学びの場が開催されています。
神奈川支部では代表の長井さんと運営メンバーの方向性(趣味?)で「毎回違うところで開催をする。」と言うポリシーの元、3ヶ月に一回のペースで行われています。
毎回、場所が違うなら地元の人を巻き込もう!
Vol.11の茅ヶ崎の開催でその土地に住んでいる方々との交流が新しい学びになることを確信した私は今度もなるべく現地の方々を巻き込むべく、真鶴にて活動なさっている「株式会社あわえ」さんのご協力のもと色々な策を実現してみました。
イベントのレポートはkintone Café 神奈川 代表の長井さんがレポートを書いて頂いているので、私は今回のイベントでトライしたことなどを書いてみようと思います。
チラシ配布
kintone Café はネットでのイベント告知が多く、SNSなどを利用し拡散して参加者を募るケースが多いと感じています。もちろん、開催する方々のネットワークにてCaféを知り参加させる人も多いが、一般の方々がその存在に触れる機会は少ないのではと考え、開催の1ヶ月前にチラシを用意してみました。
チラシは現地事務所を構える「株式会社あわえ」の松木さんにご協力いただき配布しました。さすが地元に根付く企業だけあり真鶴の様々な活動をなさってる方に周知していただきました。
技術系勉強会ではない
技術系の勉強会は様々なところで行われていますが、今回のCaféに限ってはその雰囲気を無くそうと考えました。もちろんkintone Café では技術系の勉強会も行われるし、それが悪いわけではないのですが、今回は地元の方を誘致していましたので皆んなで楽しめる勉強会にしたいと考えました。
私自身も知り合いなどを誘致しましたが、ジャンルを問わず楽しそうな方には声をかけました。結果、何名かkintoneを知らない人も含めて参加してもらえました。
「これらの方々をどう楽しませるか?」kintoneの技術的なネタを詳しく説明してもダメだし、より身近に感じてもらえる手立てを探しました。
地域活性化
今回ご協力いただいた「株式会社あわえ」さんは様々な場所で地域創生を手掛ける会社です。初めは勉強会の場所をお借りする程度に考えていたのですが、何度かお伺いしお話を聞くうちにメインテーマが見えてきました。「kintoneの勉強会と言いつつ地域課題を解決してみては?」誰からと言うわけでもなく必然的に決まったこのテーマで地元の方々とkintoneユーザーが共有し合う、そんな勉強会がイメージできました。
プレイヤーを繋ぐ
「株式会社あわえ」の松木さん、真鶴に拠点を置き現地で活躍されています。松木さん自身が真鶴で生まれ育ち一度離れたものの真鶴に戻り真鶴の活性化に貢献してらっしゃいます。
その松木さんより「真鶴には面白いプレイヤーさんが多いんですよ。」と様々な取り組みをなさっているプレイヤーを紹介されました。
あまりに多い数だったので頭に入らなかった(笑)のですが、印象的だったのがそれぞれのプレイヤーを紹介する松木さんがとても自信を持ち、楽しそうにしてたことです。
「ここの人たちはスゴイ人ばかりなんだな・・・。」
そんな松木さんが気にされていたのが「それぞれの活動が見えない」・「情報共有が出来たら良いのに・・・。」との言葉でした。
私はkintone Café を通じて色々な人が繋がり化学反応を起こしているのを多くみています。「kintone Café で松木さんの問題を少しでも解決できると良いな」と考えながら真鶴からの帰路を走りながら考えていました。
アイディア投下
準備が始まってから約3ヶ月の間に何度も真鶴を尋ねながら色々なことを考えました。それと同時に他の地域からの地域活性化の話などもあり私の中にいくつかのアイディアが浮かびました。
「せっかく登壇するならアイディア投下してみよう。」
数年前からアイディアを勝手に考え勝手に伝える「アイディア投下」を行っている私は地方創生のアイディアを登壇の場で投下しようと思いつきました。(勝手に投げつけるので投下と言っています。)
それから何回も登壇内容を書き換えながら「kintoneを知っている人ばかりではなく普通の方にもわかりやすく」と試行錯誤を重ねました。
当日、どのぐらい伝わったかはわかりませんが、「面白い内容だった」との言葉も頂いたので私の「アイディア投下」は無駄ではなかったと思っています。少しでもアクションを起こせる引き金になれたら良いなと思っています。
開催して思ったこと
登壇内容や当日の詳細には触れませんが、開催してよかったと思っています。真鶴の方、私の知り合い、kintoneで知り合った方、当日参加された方などが開催後に名刺交換されている姿や懇親会で盛り上がっている姿を見て心からそう思いました。
このシーンが見たくて開催していると言っても良いぐらいです。
決して1度や2度の勉強会で解決なんて出来るわけのない大きなテーマに挑戦しましたが、開催し様々な方々を繋げることが出来たこと、少しでもワクワクするきっかけが作れたんじゃないかなと思っています。
新たな挑戦
今回の勉強会から色々な次のアクションが生まれています。「それ良い!」・「やろうやろう!!」・「次はどこでやろう」などなど、それぞれに新たな挑戦にはなりますが、それぞれの方々と楽しみながらやってみたいと考えています。
May the Force be with you.
参加して頂いた皆さん、ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。