環境の変化が目まぐるしく行われています。人材の確保も難しく変化に対応する必要がある現代、限られたリソースで最大の効果を出すには、業務改善や生産性向上が不可欠です。
しかし、「変化」というものは往々にして抵抗感を生み出すもの。今日は、そんな「変化への一歩」について、私たちの社名「ギボンズ」に込めた想いとともにお話ししたいと思います。
「ギボンズ」の由来 — 少しだけ手を伸ばす勇気
「ギボンズって何?」とよく聞かれます。実はギボン「gibbon」とは「手長ざる」のことです。
私たちがこの名前を選んだのには、深い意味があります。「少しだけ挑戦してみる」「手を伸ばす」という意味が込められているのです。プライベートでも仕事でも、その「少しの挑戦」が実は大きな変化をもたらすことがあります。
もちろん、博打をしましょうという話ではありません。しっかりリスクを考慮した上で、それでも「少しだけ手を伸ばす」。その行為こそが、現代社会において幸せとビジネスの成功を勝ち取る方法なのではないかと考えています。
幸せの4因子と「やってみよう」精神
慶應大学の前野教授の研究によると、人間の幸福度を高める「幸せの4因子」の中に「やってみよう」という因子が含まれています。これは「自己実現と成長の因子」とも呼ばれ、新しいことに挑戦する姿勢が幸福感を高めるという科学的根拠なのです。
人は本来、変化を嫌う生き物です。慣れ親しんだ環境や方法に安心感を覚え、新しいことへの一歩を踏み出すのを躊躇してしまいます。しかし、その「少しだけ手を伸ばす」行為が、実は幸せに直結しているという事実。
これは業務改善においても同じことが言えます。
中小企業の業務改善 — 小さな一歩から始める変革
では、具体的に中小企業の業務改善において、この「少しだけ手を伸ばす」精神をどう活かせばいいのでしょうか?
1. 小さなルールから始める
全てを一度に変えようとすると、組織に大きな混乱が生じます。まずは「毎朝のミーティングを5分短縮する」「週報のフォーマットを簡略化する」といった小さなルール変更から始めてみましょう。小さな成功体験が、次の一歩への勇気を生み出します。
2. 新しい習慣を一つずつ取り入れる
「習慣」は人間の行動を大きく左右します。例えば、「会議の前に必ずアジェンダを共有する」「タスク完了時に振り返りを3分だけ行う」といった新しい習慣を一つずつ取り入れることで、徐々に組織文化を変えていくことができます。
3. テクノロジーの「お試し」から始める
最新のテクノロジーやシステムの導入は敷居が高く感じるもの。しかし、まずは無料プランや試用期間を活用して、小規模から試してみる価値があります。例えば、kintoneのような業務改善ツールも、最初は一部の業務だけに導入してみるといった形で、少しずつ手を伸ばしていくことができます。
生産性アップは「挑戦」から生まれる
生産性向上は、単なる効率化だけでなく、新しい視点や方法への挑戦から生まれることが多いものです。しかし、その「挑戦」は必ずしも大きなものである必要はありません。
例えば、以下のような小さな挑戦から始めてみてはいかがでしょうか:
- これまで手作業で行っていた集計作業を自動化してみる
- 月一回のミーティングの形式を変えてみる
- 社内コミュニケーションツールを一つ導入してみる
- 外部コンサルタントに一度だけ相談してみる
こうした「少しだけの挑戦」が、思いがけない大きな変化をもたらすことがあります。
ギボンズの挑戦と成長
私たちギボンズも、おかげさまで第3期目を迎えることができました。これも皆様の応援のおかげです。私たち自身も「少しだけ挑戦」しながら成長してきました。
新しいサービスを始める時も、新しいクライアント様とお付き合いする時も、常に「少し手を伸ばす」ことを意識しています。時には失敗することもありますが、その経験が次の挑戦への糧となっています。
そして、そんな私たちだからこそ、皆様の「少しの挑戦」をしっかりサポートできると自負しています。アイディアと工夫で、皆様の業務改善や生産性向上の旅に寄り添いたいと考えています。
まとめ — 小さな一歩が大きな変化を生む
業務改善や生産性向上は、一朝一夕で達成できるものではありません。また、大きな投資やドラスティックな変化が必ずしも成功を保証するわけでもありません。
大切なのは、「少しだけ手を伸ばす」勇気を持ち、小さな一歩を踏み出すこと。そして、その一歩一歩を積み重ねていくことです。
ギボン(手長ざる)のように、少し腕を伸ばして新しい実りを手に入れる。その姿勢が、企業の持続的な成長と社員の幸福度向上につながっていくのです。
皆さんも今日から、ほんの少しだけ「手を伸ばす」ことを試してみませんか?
さあ、次のステップへ!
業務改善や生産性向上についてもっと知りたい方、実際に「少しの挑戦」をサポートしてほしい方は、お問い合わせをお寄せください。
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