Webでマンダラート

マンダラートとは

マンダラートという「発想法」・「思想法」があります。

今泉浩晃氏によって1987年に考案されました。

9つのマスを用意し、それを埋めていくだけのシンプルな思考法なのですが、脳内を整理・言語化し、思考を深めるのにとても役に立ちます。

思想のフレームワーク、または考える道具「考具」として紹介されることもあります。

私も問題解決やビジネスのシーン、アイデア出し、未来のことを想像する、などなど多岐にわたってマンダラートに助けられています。

単純にこの考え方・方法が好きな事もあり、マンダラートの使い方や手軽なマンダラートの導入などを支援できればと考えて行動しています。

マンダラートの用途

「マンダラート」は機能が絞られているわけではなく一枚の紙の様に様々な使い方が考えられます。

なので掴みどころがなく、どうやって始めれば良いか分からないと思います。

「マンダラート」の使い方は、ブログなどで適宜紹介するつもりでいますが代表的な例を書いておきます。

基本的には自由なので自分にあった用途・使用方法で仕事を生活を快適にして頂ければと思っています。

問題解決に最強のツール

ビジネスをする上で、日常生活をする上で、大なり小なり「問題」に遭遇します。

一つ一つクリアしていくのですが「ツール」があると良いと思いませんか?

「ツール」(道具)そのものは問題を解決してくれるものでは有りませんが、使い方次第で問題を軽減したり、具体的にしたり出来ますので、問題解決の近道を教えてくれます。

マンダラは物事を細分化して考えることが出来たり、様々な手段が発想できたりと、問題解決には最適・最強のツールだと考えています。

目的・目標設定のベストツール

目的・目標の設定や共有などにもマンダラートは活躍します。

目的とは的(まと)と言う意味で

目的を設定し行動しているといつの間にか手段が目的になり訳が分からなくなったりします。

マンダラートはそんなブレを防ぎ目的を叶える近道をナビゲートしてくれます。

大谷翔平選手のマンダラートは有名です。

先ずは核となる目的を書き、その周りに目標になる項目を書き込む。

そしてその手段を書き込むことで、それぞれの行動が中心の目的に向いていることが明確になります。

迷ったりブレたりすること無く目的・目標を叶えるために動けるのです。

又、頭の中にあることを吐き出すことも大事な作業です。

マンダラートを利用して頭にあることを明文化して書き留める事により、潜在意識にまでも目的・目標を教え込ませることが可能です。

アイデア出しはマンダラート

マンダラの大事なアクションの中に「眺める」と言う行為があります。

眺め考え組み替えていく事により多くのアイデアを出すことが可能になります。

私はアイデア出し用のアプリを用意して、いつでも書き留め眺めています。

これは実際に使ってみてもらいたいのですが、驚くほどアイデアが出てきます。

物事を漏れなくダブり無く考えられるので、同じアイデアでグルグル考えたりがありません。

人に伝えるときには

人に何か伝えるときにも最善の方法をマンダラでシュミレーションしてから行います。

やっぱり話しの軸がしっかりしてきますし、ちゃんと伝わる様になります。

プレゼンなどにも多用しています。この過程を経たプレゼンとそうでないプレゼンは雲泥の差ですね。

脱リニア思考

同じことを何度もグルグル考えてしまうリニア思考、リニアは直線的なと言う意味ですが真っ直ぐ考えたときにつまずくと元に戻ってしまいます。

これによってグルグルと同じことを考えてしまうのです。

マンダラートで物事を細分化してマルチに進めるとグルグル思考が緩和されます。

書き出すことによって他の事が気にならなくなり、結果的に個々のタスクは集中して行えるようになってきます。

マンダラートをデジタルで

マンダラートのデジタルツールは色々なアプリが出ています。

私は使いやすいデジタルツールを自作して利用しています。

パソコンからでも使えますし、スマホで空き時間に考える時などに利用しています。

また、1つのマンダラートを作成したら、それよりもさらに下の階層で考えをより深くすることも可能です。

このままデータを使って、資料作成にも使える機能もあります。

1人でも多くの方に、この考えるツール「マンダラート」をお伝えできたら嬉しいです。

今泉氏からもfacebookで「いいね!」のお墨付きをいただきました!