サイボウズの生成AI戦略が切り開くkintone新時代 〜「kintone AIラボ」で業務改革の波に乗る〜

中小企業の皆様、データ活用の新たな扉が開きます

最近は人材の確保が難しい状況でみなさん悩まれていると思います。限られた人材で最大の効果を出すには、業務効率化とナレッジ活用が鍵となります。そんな中、サイボウズ社が発表した「kintone AIラボ」の取り組みは、中小企業の業務改善に大きな可能性をもたらす朗報です。

サイボウズ社、生成AIで業務改善の新たな一手

サイボウズ社では生成AIを積極的に活用した業務改善を推奨しており、この度「kintone AIラボ」という名で実験的なサービスをリリースすることを発表しました。このサービスは「検索AI」と「アプリ作成AI」の2種類の機能をベータ版として無償提供するという画期的な取り組みです。

「検索AI」とは?蓄積したデータが宝の山に

「検索AI」の核心は、今までkintoneに貯めてきたデータを活用し、チャットの材料としてAIが情報を読み取り回答してくれる機能です。この技術は「RAG(Retrieval-Augmented Generation)」と呼ばれ、生成AIのパーソナライズされた使い方として注目を集めています。

つまり、これまで「社内のどこかにあるはずの情報」を探し回る時間が大幅に削減されるのです。例えば

  • 「先月のA社との商談内容は?」
  • 「プロジェクトBの納期はいつだっけ?」
  • 「このお客様への過去の対応履歴を教えて」

といった質問に、kintone上のデータを基にAIが回答してくれます。

データ蓄積の価値が10倍になる時代

この実装がどの程度の精度で機能するかはまだ未知数ですが、日々の業務でデータを蓄積することにより明らかな恩恵が得られるようになったのは間違いありません。データも「集めっぱなし」ではなく、AIで活用することで初めて真価を発揮するのです。

kintoneツールとの相性抜群!業務マニュアルが”生きた知識”に

弊社ギボンズでは「manulet(マニュレット)」というマニュアルをkintone上で実現するツールを提供していますが、このツールとkintone AIラボの相性は抜群に良いと期待しています。

業務マニュアルというと、作っても時間が経過すると誰も読まない、更新されない、という悩みをお持ちの企業は多いのではないでしょうか。しかし「検索AI」との連携により、以下のような革新が期待できます。

  1. マニュアルへの質問が自然言語で可能に
    • 「この請求書の処理方法は?」と聞くだけで関連手順を抽出
    • 複雑な検索条件を考える必要なし
  2. 暗黙知の形式知化が加速
    • ベテラン社員のノウハウをマニュアル化し、AIが学習
    • 新人教育の効率が飛躍的に向上
  3. リアルタイムのナレッジ更新
    • マニュアル更新と同時にAIの回答も最新化
    • 常に最新の業務プロセスを反映した回答が得られる

業務の幅が広がるkintoneの新たな可能性

仕事のやり方をkintoneのチャットで問い合わせる。お客様への過去の対応を確認する。業務フローの最適化提案を受ける。このようにkintoneの活用の幅がどんどん広がっていきます。

中小企業にとって特に重要なのは、高価なAIシステムを一から構築する必要がなく、既存のkintone環境を活かしながらAIの恩恵を受けられる点です。投資対効果が高く、導入障壁の低いソリューションとして、多くの企業に朗報となるでしょう。

今すぐできる準備と対応策

kintone AIラボの恩恵を最大限に受けるために、今からできる準備があります!

  1. データの質を高める
    • 入力ルールの標準化
    • 必要な情報の漏れがないか確認
  2. 業務プロセスの見える化
    • フローチャートや手順書の整備
    • manuletなどのツールでマニュアルを集約
  3. 社内AIリテラシーの向上
    • 基本的なAI活用研修の実施
    • 先進事例の共有会

データ活用で一歩先を行く経営を

サイボウズ社の「kintone AIラボ」は、中小企業のデータ活用と業務効率化に新たな風を吹き込むでしょう。特に「検索AI」機能は、日々蓄積しているデータを有効活用する画期的な方法として期待されています。

弊社が提供する「manulet」のようなマニュアルツールとの相性も良く、業務知識の共有と活用がさらに進化することでしょう。サイボウズ社の取り組みに注目し、自社の業務改善に積極的に取り入れていくことが、変化の激しいビジネス環境で一歩先を行く経営の鍵となります。

これからのkintone活用、どう変わる?

皆さんの会社ではkintoneをどのように活用されていますか?AIとの連携でどんな業務改善が期待できるでしょうか?また、kintoneの導入や活用方法について悩みがあれば、お気軽にご相談ください。