2025年はAI搭載が当たり前になる?

2025年、AIが私たちの日常に浸透する年

2023年頃から大規模言語モデルをはじめとするAI技術が急速に発展し、私たちの生活や仕事にも浸透してきました。2025年は、社内でAIを使わない日がないほど、AIが「特別なテクノロジー」から「当たり前のツール」へと移行するのではないでしょうか。業務の中でも、AIを含めた「DX」を進める事がより生産性の高い改善になってくると思います。

AI搭載が当たり前になる社会へ

AIはもはや特別な存在ではなく、近い将来、私たちの身の回りにあるあらゆるデバイスに組み込まれるようになります。スマートフォン、PCなどのデバイス。そしてクラウドサービスなどでも搭載されるようになります。kintoneでもAI機能が開発されています。つまりデバイスだけでなく、様々なアプリケーションやモノにもAIが搭載され、より個人が必要とする体験を提供してくれるようになります。

仕事の仕方が変わる

もう昨年から随分と仕事の仕方が変わった、という声も多く聞こえてきますが、更なるAIの進化により、ビジネスシーンでも大きな変化が起きそうです。従来は大量のデータ分析やレポート作成に数週間かかっていた業務が、数時間・数分レベルで完了するようになったり、作業スピードや質の向上はもちろん、クリエイティブな分野でも今までお金をかけないと実現できなかったことが簡単にできるようになり、新たなビジネスチャンスとなるかもしれません。また、AIが仕事の自動化や効率化を推進する一方で、「人間だけができる仕事」に注目が集まる時代でもあります。創造性やコミュニケーション力、問題解決のアイディアといった領域がますます重視されるため、人間の役割がより「価値創造」と「AIへの指示出し」へとシフトしていくのではないでしょうか。

今後の注目

今後の注目は、昨年から引き続き「AIエージェント」でしょうか。AIエージェントとは、特定の環境の中で、目標を達成するために自律的に行動するコンピュータプログラムのことです。まるで人間のアシスタントのように、指示されたタスクを理解し、必要な情報を収集し、判断し、実行できます。この自律型AIがさらに進化し、秘書やアシスタントの代わりに提案や実行する未来が近づいてきています。

2025年、まず私たちは何をすべきか

さまざまな生成AIが話題になっていますが、2025年、AIが私たちの生活に浸透する社会において、私たちは先ず何をすべきでしょうか。AIの仕組みや可能性、そして課題について学ぶことは、これからの社会を生き抜く上で必要不可欠です。最近は多種多様のAIセミナーが盛んに行われています。ギボンズでも2月にkintoneでできるAI活用の勉強会を開催する予定です。気になったらぜひAIのセミナーや勉強会に足を運んでみてください。今後の事業や業務改善を考える上でも参考になると思います。